同じ手順の繰り返しになり、そのままだと永遠に対局が終わらない状況(千日手)になる場合があります。
その場合は仕掛け方(一言でいうと相手駒を追いかけてる方)が打開しなければいけません。
※以後、このルールについて詳しく説明していますが、ひとまずは説明中の赤文字で示した部分さえ押さえておけば、実際の対局で大きく迷う場面はほぼ無いでしょう。
まず、「仕掛け方」の意味は次のように定めています。
仕掛け方が切り替わるのは、次の2つのいずれかが起きた場合のみです。なお開始局面では、仕掛け方はどちらのプレイヤーにも属さない「無し」の状態です。
※【2024/3/31追記】下記2点に加え、「相手が仕掛け方の駒を取った場合、基本的に仕掛け方は無しに替わる」も将来追加する可能性が出てきました。
仕掛け方のプレイヤーは、過去に同一局面があった局面を迎えた場合は打開しなければいけません。
ここで「打開」とは、過去に同一局面の無かった初めての局面になる指し手を選ぶことをいいます。
なお、以上における過去の同一局面数のカウント方法については開始局面からのカウントではなく、仕掛け方が切り替わった局面の1手前の局面からのカウントとしています。
獲得駒数が2対2になった場合、その時点で判定により対局が自動的に決着することがあります。
判定が行われるのは、一方または両方のプレイヤーの残り獲得可能な相手駒数が0になった場合のみです。
それぞれの場合の勝敗は次の通りです。
上記以外の場合は、通常通りどちらかが3個取り切るまでゲームが継続します。
ただし、獲得駒数が2対2になった局面から50手経っても、どちらとも3個取り切れなかった場合は引分けとなります。